⑧所有者と占有者の責任~1~

 動物愛護管理法には所有者と占有者の責任が定められています。
全部で7つの項目があります。

 ❶動物の健康と安全の保持…動物の種類や習性などに応じた飼育
  保管を、適正に行う事により、動物の健康や安全を保持する
  ように努める事。(所有者、占有者の責任)
 ❷危害や迷惑の防止…動物が、人の生命や財産などに害を加え
  ないとともに、人に迷惑を及ぼすことのないように努める事。
  (所有者、占有者の責任)
 ❸感染症の知識や予防…鳥インフルエンザなどの「人と動物の
  共通感染症」についての正しい知識を持ち、予防のために
  必要な注意をするように努める。(所有者、占有者の責任)
 ❹所有の明示措置…動物の遺棄や逸走(逃げ出す事)の未然
  防止を図るため、首輪やマイクロチップなどにより所有の
  明示措置に努める事。(所有者の責任)